4つのSで「すまい」を考える 但馬、山陰の設計事務所 建築設計室 雅-miyabi-

T様邸

兵庫県香美町に建つ6人家族のすまい.
敷地は奥行きがあり、3方の隣家が接近していて採光方向がかなり限定されている.
有効に採光出来る部分を最大限に活かし、柔らかな陽光の降りそそぐ住まいになっている.
奥行きを活かした広さが感じられるように、目線の抜けを意識した設計になっている.
3世代同居であることから、プライバシーの確保と生活リズムの違いによるストレスがかからないような平面計画となっている.

N様邸

兵庫県新温泉町に建つ4人家族のすまい.
敷地も建物も決しておおきくない、いわゆる狭小住宅の事例.
小さいからこそ、たくさんの知恵が詰まっています.
建物は、敷地に正対させず方角に素直に向けました.結果、生まれた三角の敷地がゆとりを生んでいます.
1階でほぼ全ての生活が完結されるよう、設計されています.

M様邸

兵庫県豊岡市に建つ5人家族のすまい.
敷地は日本海にほど近く、近いゆえに強烈な風を受けるが、雄大な景色が楽しめる.
敷地及び地域特性を踏まえた外観と、既存建物の特徴を活かすことを心がけた設計となっている.
事業の一部を兼ねた構成になっているため、職住の区分や兼用、プライベートとパブリックな部分の境界などが設計に大きく影響した.
しかし、そのおかげで面白くも機能的な建物になったと感じている.

F様邸

兵庫県豊岡市に建つ5人家族のすまい.
敷地は三角形でゆとりはなく、いわゆる長屋形状の既存建物からの建て替え事例.
法的規制と敷地条件などから、南面は活用できない.道路に面した西側および北側を活用せざるを得ないが、快適さとの両立に苦心した.
騒音、温熱環境、家族構成、就労状態などから快適に無理なく生活していただけるものを提案できたと思っている.
小屋裏の収納空間は大いに活躍している様だ.

A様邸

兵庫県美方郡に建つ4人家族のすまい.
リビング吹き抜けを介して、上下階のつながりを意識した.
南に面した吹き抜けからは、陽の光が建物奥まで差し込み、非常に明るい.
冬場の洗濯物が悩みのこの地方には、室内物干が重要.吹き抜けの一部をすのこ状にし、物干しとバルコニーへのアクセスとした.


U様邸

兵庫県養父市に建つ4人家族の住まい.
木と土と紙と.自然素材満載のすまい.
おおらかな平面構成で、お子様たちの成長に合わせていかようにも使えるようになっている.
寝室に併設された書斎からは、家族の共用スペースに障子越しに明かりが漏れる様になっていて、父や母が何かに熱中していたり、仕事をしている姿を何気に感じられるようにしている.


I様邸

和歌山県かつらぎ町に建つすまい.
忙しくされていたお二人のリタイア後のすまい.おおらかな敷地に建つほぼ平屋の建物.
続きの間の和室があり、立派な庭を見ることができる.



Y様邸

元々倉庫だった建物を改修して住宅として使用していた建物.
建築主が奥様をもらわれると言うことで、改めて改修をした事例.上下階の柱の位置がずれていたり、いろいろと驚かされました.



T様邸

大阪府茨木市の木造アパートの一室を改修した事例.
かなりの築年数ではあるが、木の柱と土の壁は良い存在感を示していた.
建築主自身が化学物質過敏症を発症されており、一人でも多くの発症者に安心して生活出来る空間をと依頼をいただいた.


T様邸

アトリエと展示室の増築事例.
建築主の趣味は絵画.そこでアトリエと展示室を増築するということで、「大正ロマン」をテーマにした事例.
共通項を「大山崎山荘美術館の旧館」にして計画をすすめました.